キャッシュレス決済(キャッシュレス化)
LINEは、11月27日にみずほフィナンシャルグループと共同出資して「LINE Bank」を新たに設立すると発表していました。ちなみに出資比率は、(LINEが51%・みずほ銀行49%です)
LINEはすでに「LINE.Pay」という決済サービスをスタートさせており、今回の銀行業への参入はその流れで起きた常識的範囲でしょうね。現金が中心の時代から正に本格的キャッシュレス化に入ってきます。
その中でもまだ未だ利用率の高いのがクレジットカードです。
(下記グラフから見る)
キャッシュレス決済手段の利用率
キャッシュレス化が進む東京オリンピック2020年、今までの大手銀行の時代から電子マネー利用範囲が増えてきて時代は大きく変わってくることでしょう。
現金決済がなくなる!?
電子マネー決済が増えると、格段にクレジットカード利用が無くなるわけではないと思う。
クレジットカードというのは個人信用がベースなので、すべての人がキャッシュレス化となるわけではない。現実的に電子マネーだけになることは、不可能だからである。シニア層も現金を好んでいるわけではなく普及の可能性があると思います。
実際ニュースでは、キャッシュレス化の進む欧米などではカードを持てない人が日常的な買い物から締め出されるという事態が発生したといいます。
「おそろしいですね」
この事態を埋める役割を果たすのが即時決済型の電子マネーということになるのです。(プリペイドもしかり)
なので、一定金額を「LINE Pay」にチャージしておく人が増えてきたのがじじつ、事実上の銀行預金と同じと言えるかもね。PayPay100億円キャンペーンが10日ほどで原資100億円が尽きたPayPayですが、遅れを取り戻すのにこれほどの金額がなくなるのも恐ろしいですね。
QRコード支払いのシェアが伸びる現在、厚生労働省がデジタルマネーでの給与支払いを解禁する方針を固めていることは必然と言えるでしょう。